小林しげき活動レポートvol.178
小林しげき活動レポートvol.178 令和4年5月16日(月)
「外国人観光客受け入れへ」
新型コロナの第六波がようやく収束の兆しを見せ始めました。今年は久しぶりに移動制限のないゴールデンウィークとなり、行楽地は多くの人出があったようです。私にとっては新幹線を降り、京都駅の混み具合を見るのが観光客回復のバロメーターになっています。もちろん新幹線乗車率も回復していることでしょう。
人の移動を数次にわたり制限した結果、交通、特に航空業界は大きなダメージを受けました。我が国が厳しい水際対策を取った結果、国際線の旅客収入はざっと前年比マイナス95%という水準まで落ち込んだのです。航空法を改正し、これらの航空会社を財政的に支援してききました。そのような中、政府は6月から外国人観光客の入国制限緩和を検討し始めました。現在1万人の入国制限を2万人とする案が挙がっているようです。実現すれば大変明るいニュースであり、再びインバウンド(外国人観光客)を増加させ経済活性化につながります。2002年頃、小泉政権は年間500万人のインバウンドを1,000万人に倍増する計画を立てていました。ビジットジャパンキャンペーン、副題は「YOKOSOニッポン」だったと記憶しています。我が国の主要輸出品目は自動車、半導体、自動車部品、鉄鋼と続きますが、外貨を稼ぐという意味では観光も輸出品目です。思えば2019年、インバウンドはなんと3,000万人を超えていたのです。昨今の円安基調の環境下、訪日外国人を適切なルールを用意し、受け入れていくことが重要です。
ロシアによるウクライナ侵攻に関しては、依然停戦のめどはつきません。しかし安心して自由に世界を往来する日が来るように、引き続き努力を続けて参ります。
「生まれ変わるなら、また日本がいい!」
5月7日、地元奈良にて、参議院議員 宇都隆史さんの講演会がありました。
演題は「ウクライナに学ぶ、日本のサバイバル戦略!そしてこの日、宇都さんが発したもう一つのメッセージ「生まれ変わるなら、また日本がいい!」この二つの言葉、気づけば深く繋がっておりました。
〇覚醒したウクライナ!日本の覚醒はいつ?
1994年核放棄を条件に、米・英・露より、国の安全を保障されたウクライナ。平和を担保されたことで、国民は安心し、防衛費を削減し続け、それから20年後2014年、ロシアによる突然の侵略で、あっけなくクリミアを併合されてしまいました。その時、国際社会は何も動きませんでした。ここから、ウクライナの覚醒が始まります。兵力は10万→26万。防衛費はGDP4%にまで増加。兵器を新しくし、国内いたるところに地下壕を張り巡らせました。そして2022年。今回、世界が驚いたウクライナの強さは、この8年間の準備に裏付けられたものでした。
翻って、私たちの日本。中国、ロシア、北朝鮮と隣り合わせの日本。備えは万全なのでしょうか?日本が武力攻撃された場合、日米安保条約に基づき、アメリカは本当に日本を防衛する義務を果たすのでしょうか。
〇自分の国は、自分で守る!
~2014年のウクライナ~
無抵抗で、血は流れませんでしたが、わずか3週間で、九州の7割ほどの面積と300万人の人口を持つ半島が失われました。今、多くの血が流れ、見るに絶えない映像が毎日のように流れてきます。しかし、こんな理不尽な出来事に対しても、国連そして、国際社会は無力です。残念ながら「自分の国は自分たちで守るしかない」これが現実です。しかし反面、ウクライナの人々の闘う意志が少しずつ、国際社会を動かしていることも事実です。
〇戦うべきか、否か?
「ウクライナは降伏するべきだ」という声があります。
命は何より大切だという意見に反対する人はいません。しかし、安全な海外から、多くのウクライナ人が自国の戦場に向かうのは何故なのか?
そこには、命をかけてでも守らねばならないものがあるからです。ロシアに占領されてしまえば、それは元のウクライナではない。生まれ変わるならまたウクライナがいい!未来の子ども達がそう思ってもらえるよう大人たちは必死で戦っているのではないでしょうか・・
我が国の安全保障に照らし、この戦争を、決して他人事ではなく、自分事として深く考えてみようと思います。