小林しげき活動レポートvol.180
小林しげき活動レポートvol.180 令和4年6月13日(月)
「ウクライナ情勢に考える日本の安全保障」
ロシアによるウクライナ侵略から3ヶ月が過ぎ、自由民主党部会にて外務省・防衛省他関係省庁からヒアリングを行いました。
民間人死者数は4,000人を越えています。国民の約1割が隣国ポーランドを始め他国に避難を余儀なくされ、連日の砲火により街は破壊され続けています。轟音の中、命を懸けて武器を取るのは軍人だけではありません。如何に想像力を働かせても、恐怖に怯えるウクライナの人達の心境には思い及びません。
ウクライナのゼレンスキー大統領は6月5日東部の前線を視察しました。ザポリッジャ、ドネツク、ルハンスク。この地区は一時ロシアが制圧した地域ですが、一進一退のせめぎあいが続いています。大統領府発表の写真には、ロシア軍の侵略から逃れた子供たちと懇談する大統領の笑顔があります。しかし同日、首都キーウに4月28日以来のミサイル攻撃が行われました。まさに全く予断を許さない状況です。
日本におけるウクライナ避難民への対応ですが、3月2日、岸田総理による受け入れ表明以降1,237人を受け入れています。天理市でもかつて天理大学に留学していた女性が来日されました。親族・知人を頼って来日したウクライナ人のためにヘルプデスクを設置し、電話やメールで毎日相談を受ける態勢を講じています。
NATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を行ったスウェーデンとフィンランドの決断は、恐らくロシア、プーチン大統領の想定外だったはずです。エネルギー、貿易で依存関係にあり中立を保ってきた国としては大きな転換です。自らの権威を誇示するためには手段を選ばないロシア(のプーチン)に対抗するため、西側に身を置く安全保障政策を選択したといえます。
日本は自衛隊を保有するとはいえ、解釈で辛うじて集団的自衛権行使を認めたに過ぎません。仮に我が国がNATOに加盟申請しても、双務契約を果たせない日本は加盟できないと考えるべきでしょう。常に日米同盟を置かれた状況にあてはめ、確認作業を繰り返すことが必要です。
議員連盟の事務局長として!
国会には、星の数ほどある議員連盟ですが、
私が事務局長として活動している議員連盟について、
ご紹介します。
■健康・省エネ住宅を推進する議員連盟■
略して、健康・省エネ議連。会長に衛藤征士郎先生。私は事務局長。自民党・公明党議員で構成される超党派議連です。
平成25年に発足したのですが、当初はシックハウス、その後、健康と省エネをテーマにし、省エネが進むことに着目され、本格的に政策が転換、国交省の事業により厚労省とも連携して、健康でかつ省エネな住宅が普及することを期待。国民の健康と国・地域の発展のために「健康長寿世界一」を目指す『健康・省エネ住宅』を推進実現することを目的としています。
総会では、国会議員をはじめ、有識者の先生方、国交省、
厚労省をはじめ省庁連携して、毎回闊達な意見交換を行い、
政策提言を行っております。
■関西文化学術研究都市建設促進議員連盟■
略して、学研議連。会長に世耕弘成先生、私は事務局長。
関西文化学術研究都市建設促進法の制定をはじめ、近鉄けいはんな線の(学研奈良登美ヶ丘駅までの)部分延伸や京奈和自動車道の段階的整備などのインフラ整備、NICTやQST、理研などの研究機関や奈良先端科学技術大学院大学、国立国会図書館関西館の誘致など、35年間の歴史を築きあげてきました。6月4日(土)、「けいはんな学研都市」を世耕会長と一緒に視察に行きました。
NICTユニバーサルコミュニケーション、ちょうど先月に開所したばかりの島津製作所みらい共創サポを見学してきました。
今後の課題は、研究機関と大学が連携を取って互いの施設を利用しようとするための道路整備や鉄道の延伸です。学研都市と他地域との連携を深めるための基盤整備も欠かすことができません。