小林しげき活動レポートvol.199
小林しげき活動レポートvol.199 令和6年3月1日(金)
【北朝鮮による拉致問題について】
岸田総理は今国会冒頭の施政方針演説で「北朝鮮拉致問題は岸田内閣の最重要課題である」と述べています。横田めぐみさん、増元るみ子さんをはじめ、何の罪もない民間人が遠い異国に連れ去られているのです。人権を踏みにじり外交活動を理由とした独善的なこの所業は、まさに国家による犯罪です。
自民党としては安倍政権〜菅政権と、あらゆる外交ルートを用い交渉を目指してきましたが、北朝鮮側は「問題は解決済み」と繰り返すばかりです。岸田総理はいつでも金正恩(キム・ジョンウン)委員長に会う、と決意を表していますが厳しい状況です。そのような中、金委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が岸田総理訪朝について言及しました。一体なぜこの時期にと不思議に思いますが、先日の予算委員会で自民党の山田賢司衆議院議員が、北朝鮮との交渉の見通しについて質問したことがきっかけになったと推測されます。これまで頼りとしてきたロシア、中国が内外に課題を抱える中、日米韓に揺さぶりをかけたとの見方もできます。
2月22日、自民党外交部会で金与正氏の発言に関し意見交換が行われました。
私は①勇気を持って直接交渉するべきである。②ニセの遺骨を示したことからも横田めぐみさんは生存している。③政府は内部で情報共有してほしい。我々政治側も全力を尽くす。という趣旨の発言をしました。
私は常々、遠回りでも憲法改正が拉致問題解決につながると言ってきました。北朝鮮は我々の本気度を見ています。拉致された同胞を長らく救いに行こうともしなかった国。自国の運命を同盟国に全面的に委ねる国。実力組織(自衛隊)の確固たる法的根拠を持たぬ国。残念ながらそれが日本です。
ウクライナやイスラエルを始め、世界では紛争が絶えません。東アジアにおいても力による現状変更の予兆ある中、我が国は高度な外交力を発揮しなければなりません。困難な北朝鮮拉致問題を解決し、将来の情勢に備える必要があると考えます。
しげきの時事通信
私は、2007年に奈良県議会議員となり、政治家の道をスタートさせました、2012年に衆議院議員となり、3年の浪人期間がありましたが、3期8年の国会議員の間、政務官や副大臣、自民党の役職を務めて参りました。この間、地元の声や様々な業界の声を聞き、党の先輩や同僚と議論を交わし、専門的な知見を持つ官僚の方々と仕事をしてきました。私のこうした政治家の道程を振り返りますと、日本の中では、ましてや世界の中では様々な考えや立場があり、相容れない場合や対立するケースがほとんどです。私は、相違や対立を調整して納得の輪を広めながら進めていくことが「政治」であると考えています。そして、政治が多様な考えや利害関係のある全ての国民に対して同時に信頼されるというのは極めて困難であります。しかしながら、政治家の活動自体は、選挙で有権者より選ばれ、国家や自治体を動かす権限を持ち、法律を制定する役割を負うものでありますので、こうした政治活動自体が国民から信頼されることは絶対的な条件となります。
私は初当選時、無派閥で活動していましたが、2期目から志帥会という派閥に属しました。この派閥に属することになったのは、お金の問題ではありません。当時、志帥会の会長である二階俊博議員が和歌山を、主要メンバーで衆議院議長を務められた伊吹文明議員が京都の選挙区を地盤とされており、和歌山と京都に挟まれた奈良を地盤とする私は、この派閥に属することで、情報や人脈、連携を強化することができ、地元奈良のために働くことができると考えました。収支報告書への不記載など、派閥に問題があったことは確かです。しかし派閥に属することで、自分の政治活動を進めることができたのも事実です。無派閥のまま8年間で、今の私と同じように、人とのつながりや知見を得ることができたのか、政治力を高めることができたのか。答えは「否」です。学校生活や自治会、会社組織や各種団体と同じように、自分が属しているコミュニティ内の活動を通じて人として信頼されて初めて、コミュニティを越えたところで積極的に活動をすることができるからです。
派閥は解散しました。私は地元の皆様に対して、信頼される政治活動に邁進することをお約束します。国民から信頼される政治活動とは、国民のために行う活動だけです。私の政治活動は国民の負託の上に成り立っていることを決して忘れることなく、信頼に値する活動になるべく歩んで参ります。