小林しげき活動レポートvol.197
小林しげき活動レポートvol.197 令和6年1月1日(木)
新年明けましておめでとうございます。
まず冒頭、自民党の派閥による政治資金パーティー問題が政治不信を招いたことに国会議員としてお詫びいたします。今後、信頼回復に努めて参ります。
新型コロナもようやく収束し、昨年5月8日以降は感染症法の類型が緩和、元の日常に戻すべく、経済は総じて緩やかに回復基調にあります。都市は活気を取り戻し、外国人観光客も増加し始めました。
一方でロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに燃料・原料高となり、物価上昇をもたらしています。昨年は円安が進行した年でもありました。政府は積極的に賃金上昇を促していますが、中小企業の経営は正念場です。
2024年は、モノの値段が下がり続けたデフレ経済から脱却するチャンスが来ます。原料高・人件費上昇は経営を圧迫しますが、新たなる商品・サービスの提供で国民の前向きな消費が期待できます。人手不足を解消するための副業解禁も浸透しつつあります。
日経平均株価は3万円台を維持しています。株を持たない人には関係ないとの指摘は当たりません。銀行保有の株式時価が上昇すれば、企業への貸出余力が増し、新商品開発、工場新設など設備投資を後押しします。
1月後半には通常国会が始まります。社会保障、農業振興、地方創生、外交、防衛、憲法改正など、内外の諸課題解決のため議論し、結論を出します。気候変動がもたらす自然災害への備えは急務です。今後は河川の上流においても、適切に改修を行う必要があります。リニア新幹線奈良駅の設置と京奈和自動車道大和北道路の着工も、目に見える形で結果を出さねばと決意を新たにしました。
私は1964年の辰年生まれで、本年還暦を迎えます。我が国と奈良県の発展のため、生まれ変わったつもりで、政治家人生を力強く歩んで参ります。ご指導よろしくお願い申し上げます。
「国民から信頼される政治活動・・・派閥活動を見直します」
「国民から信頼される政治」という言葉は使い古されていますが、裏を返せば、国民から信頼されていないから、今なお使われ続けているということになります。今まさに問題となっている派閥パーティー収入のキックバックについても国民の信頼を大きく落とすことになりました。私自身も派閥に属していますが、キックバックの収入は全くありません。しかしながら、私に問題がないからと言って、決して静観することはできません。
私は、2007年に奈良県議会議員となり、政治家の道をスタートさせました、2012年に衆議院議員となり、3年の浪人期間がありましたが、3期8年の国会議員の間、政務官や副大臣、自民党の役職を務めて参りました。この間、地元の声や様々な業界の声を聞き、党の先輩や同僚と議論を交わし、専門的な知見を持つ官僚の方々と仕事をしてきました。私のこうした政治家の道程を振り返りますと、日本の中では、ましてや世界の中では様々な考えや立場があり、相容れない場合や対立するケースがほとんどです。私は、相違や対立を調整して納得の輪を広めながら進めていくことが「政治」であると考えています。そして、政治が多様な考えや利害関係のある全ての国民に対して同時に信頼されるというのは極めて困難であります。しかしながら、政治家の活動自体は、選挙で有権者より選ばれ、国家や自治体を動かす権限を持ち、法律を制定する役割を負うものでありますので、こうした政治活動自体が国民から信頼されることは絶対的な条件となります。
先の通り、私は志帥会という派閥に属しています。私は初当選時、無所属で派閥に属していませんでした。この派閥に属することになったのは、お金の問題ではありません。志帥会の会長である二階俊博議員が和歌山を、主要メンバーで衆議院議長を務められた伊吹文明議員が京都の選挙区を地盤としています。和歌山と京都に挟まれた奈良を地盤とする私は、この派閥に属することで、情報や人脈、連携を強化することができ、地元奈良のために働くことができると考えました。派閥によるキックバックなど、派閥に問題があることは確かです。しかし、派閥に属することで、自分の政治活動を進めることができたのも事実です。無所属のまま8年間で、政務官や副大臣、党の役職を得ることができたのか、私の政治力を高めることができたのか。答えは「否」です。学校生活や自治会、会社組織や各種団体と同じように、自分が属しているコミュニティ―内の活動を通じて人として信頼されて初めて、コミュニティーを越えたところで積極的に活動をすることができるからです。
私は、地元の皆様に対して、派閥の目的や活動内容を整理して見直すことをお約束します。国民から信頼される政治活動とは、国民のために行う活動だけです。国民のための活動を行う上で、派閥を私の政治力を高めたり信頼できる仲間を作る場や機会として明確にします。旧態依然とした価値や組織を守るなど、仲間内のためにはなっても国民のためにならないことに、派閥を利用しません。私の政治活動は国民の負託の上に成り立っていることを決して忘れることなく、信頼に値する活動になるべく歩んで参ります。